COLUMN
コラム「施工管理技士」いわゆる「現場監督」ってどんな人が向いているの?
職人さんって怖い人が多いんじゃない?強くてしっかりした人じゃないとできないお仕事なのかな?と迷われている方はいませんか。
今日は施工管理技士がどんな人に向いているのか、どんな風に振る舞えば良いのか、そんなことをお話します。
施工管理技士の働く「現場」には、たくさんの職人さんや、社員が出入りし、近隣の人と挨拶を交わす機会も多いです。
工事を発注する立場のお施主さんには、企業の社長さんだったり、病院のお医者さんだったり、様々な立場の人がいらっしゃいます。
まずは元気で明るい挨拶ができること、大きな声でハキハキと返事ができること、会話を楽しめる人であることが大切です。これは施工管理技士という職業に限らず大切なことですね。
また、職人さんは無口で頑固で怖い人というのはもう遠い過去のことです。
最近の職人さんは皆さん親切で会話好きな人が多いですので、わからないことがあれば職人さんに聞いてみましょう。職人さんは、その道のプロなのです。
技術について聞けば、親切に教えてくれますよ。
日常生活の中で計画や段取りが好きな人はいませんか?
料理をする時に下ごしらえから調理、片付けまでをいかに手際良くすることができるかを考えられる人、旅行の計画を立てるのが好きな人、あるいは出かける時の道順を考える時に最短の距離ということに囚われずに渋滞や混雑まで考慮して決めるような人、そんな人は施工管理技士に向いています。
施工管理技士はより良いものを、より良い手順で手戻りなく、より安全にする方法を計画することも業務の一つです。
段取り上手な施工管理技士さんの現場は、手戻りや待ちもなくスムーズに現場が進んでいきます。
「現場」は多くの人が携わる、と冒頭でも書きましたが、だからこそチームワークが得意な人や好きな人は向いています。
もちろん、個々の力量やスキルが秀でていることも大切ですが、それよりも皆で同じ方向を向いて進んでいけること、力を合わせて仕事に取り組めることは大切です。
一人ひとりの小さな力も、集まれば大きな力となり、困難なことも成し遂げることができます。
チームワークを大切にできる人や、リーダーシップのある人は、施工管理技士にもってこいの性格と言えるでしょう。
さて、施工管理技士に向いている人の特徴としていくつか書きましたが、自分には当てはまらないな…向いていないのかな…と思ってしまった人はいませんか?
施工管理技士は必ずしも明るく、リーダーシップがある人でなければいけないというわけではありません。
縁の下の力持ちタイプの人や、コツコツ地道なことも厭わずに続けられる人、整理整頓上手な人、様々なタイプの施工管理技士さんが必要です。
現場はオーダーメイドで、同じ建物は一つとしてないですし、職人さんやお施主さん、社員さん、皆さんいろいろな性格や特徴を持っています。施工管理技士さんだって同じです。自分の良さを活かして、それぞれが得意なことを活かしながら働くことが第一です。
まずは施工管理の世界に飛び込んでみませんか?
今まで知らなかった自分の活発な一面や、協調性のある一面など、新たな自分に出会うことができるかもしれません。現場は頑固で怖い世界ではなく、明るく楽しい、活発な職場ですよ!
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