COLUMN
コラム仕事をする理由は何かと問われたとき、いくつか理由が思い浮かぶことでしょう。そして多くの方にとって、給料が占めるウェイトが大きいはずです。
少しでも給料を上げて、生活のレベルを向上させたい、家族に余裕のある暮らしをさせたい、将来を見据えた預貯金をしたいなどは誰もが考える当然のことだといえます。
施工管理技士として働いている方も給料を上げたいと考えているはずです。それでは、施工管理技士が給料を上げるにはどうしたらいいのでしょうか。
このサイト(記事)では、派遣として働くことが高収入を目指す近道だと考えています。
派遣には、給料が安いとか将来性がないというような間違ったイメージがあるようです。これに反論しつつ、派遣で働くことがどうして高収入の近道となるのかを紹介していきます。
派遣は給料が安いというのは、正社員と比べると安いという意味のようです。
厚生労働省が公表した平成28年の雇用形態別賃金の統計によると、建設業全体の正社員の平均賃金は月額約34.1万円、正社員以外では約27.6万円となっていて、約7万円の差です。
しかし、ここでいう正社員以外というのは派遣社員だけではありません。出向社員や契約社員、パートやアルバイトまで含まれているのです。
派遣社員に限ってたとしても、事務職やCADオペレーター、技術職など部署にはいくつかあり、果たす職務には大きな違いがあります。
確かに事務職の派遣求人を見ると、月給10~20万円の仕事がほとんどです。事務職は特に資格がなくても勤務可能で、経験年数の違いも問題になることがない代わりのききやすい仕事です。
「派遣社員=代わりのききやすい仕事をこなす」というイメージが先行しているため、給料が安いというのにつながっていると考えられます。
しかし施工管理技士は、資格を取得し、実務経験も必要な代わりのききにくい仕事です。
リアルな求人で、施工管理技士のような専門職では、月収50~60万円程度がめずらしくない現状となっています。また、建設業界の慢性的な人手不足が施工管理技士にも及んでいるため市場価値は右肩上がりとなっています。
派遣だから将来性がないというのは短絡的な考えです。まず派遣は、派遣会社の正社員であるということを忘れないでほしいです。
ただ、派遣会社は建設業の企業ではないので、仕事がなくなる心配を感じる方もいらっしゃるでしょう。
派遣は、〇〇建設会社に就職していないため、建設業界全体が就職先の候補となります。建設業界が施工管理技士を必要としている間は、派遣会社の仕事が無くなることはありません。
また建設業界の企業にとって、派遣社員という形態で施工管理技士を雇用することには大きなメリットがあるため仕事が切れるということはありません。以下に企業のメリットをまとめました。
常時雇用ではないという点に将来の不安を感じる方がいるかもしれませんが、将来への不安は一般企業に在籍していても同じです。リストラ、給与ダウン、意に沿わない転勤などは社員として働いていれば避けられないことが多々あります。
派遣だから将来性がないという短絡的な考えではなく、建設業界に就職したという発想で、将来をどう切り開くかを考えてみてはいかがでしょう。
「派遣の施工管理技士は仕事が選べる」というのは大きなメリットであり、高収入を得るためのポイントでもあります。
とにかく今稼げるだけ稼ぎたいのか、将来の目標とするステージに立つための足掛かりとするのか、いずれにしろ高収入への道を目指すのにうってつけの働き方が派遣です。
一般企業では、自分の意向とは違う部署や地域への移動や転勤は日常茶飯事のことであり、昔ほどではなくても実力ではなく年功序列によって給与に差がでるということもあります。
派遣は、働く環境や残業の多さ、所長の人柄などを事前に把握して現場を選ぶことも、転職アドバイザーと相談しながらキャリアアップのための仕事を選択することもできるのです。
仕事を選べるというメリットこそ、派遣という新しい働き方の醍醐味でしょう。
ここまで、施工管理技士として高収入を目指すためのポイントを紹介してきました。
派遣は、派遣会社というパートナーとともに、とにかく稼ぐこともキャリアアップのための現場に就業することも可能な働き方です。
ひとつの企業で働き続けることが安定して高収入を得られる道だという時代は過ぎ去りました。
あなたの意志とやる気が反映される自由度の高い派遣という働き方を検討していただけるとしたら幸いです。
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